グローバル・ケアの歩み

2000年3月15日、櫻井敦博と祐子は神奈川県横浜市神奈川区台町にて、「介護福祉機器の輸入貿易業務」を中心に事業を開始しました。このスタートは、櫻井敦博が10年間勤めた総合商社を退社し、新たな道を歩み始めた瞬間でした。当初、介護福祉機器のほか、健康器具やMP3プレイヤーなどの製品の輸入や国内の取引先開拓も行っていました。

また、桜井祐子は自動車会社のOLから児童英語教師を経て、総務・経理担当としてグローバル・ケアを支えました。
同年10月、HCR 国際福祉機器展にて、オーダーメイドインソールで有名なカナダのBi-Op（バイオップ）社のレイナルド社長の通訳を務める機会を得ます。この経験が、グローバル・ケアが足の世界へ踏み出すきっかけとなったのです。

2002年2月、桜井祐子は足に関する知識を深めるため、ヘルムートルックナショナルポドロジー学院横浜校に入学しました。
そして、2002年8月5日、神奈川県横浜市中区相生町（関内）に足のトータルケアショップである「ペディ・ケア」を開業。この新たなスタートは、グローバル・ケアが「足に特化したサービス」を提供するために踏み出した重要な節目でした。

カナダのBi-Op（バイオップ）社のオーソティクス（医学的視点から作られたオーダーメイドインソール）の製作・輸入販売を開始し、髙島屋などの百貨店でもポップアップ販売を行いました。その場でお客様の足を計測器で測定し、足の採型を行うという新しい手法が導入され、大勢のお客様が行列を作るほどの人気を集めました。品質とサービスの評価は非常に高く、多くのお客様から絶大な支持を得ました。

2005年11月27日、桜井祐子のライブドアブログ「小さなサロンのオーナー店長ワクワク奮闘日記」を見た熊本と仙台の方がフットケアを学びたいという強い希望を寄せました。この熱望を背中に感じながら、ホリスティックフットセラピー協会/「小さなサロンのオーナー店長養成学校」を横浜市中区にある足のトータルケアショップペディ・ケア内に開校しました。ここから小さなフットケアスクールがスタートしました。

小さなサロンのオーナー店長ワクワク奮闘日記

2005/09/14
いよいよスクール事業を始めよう！ということで...

2005/11/19
数ヶ月､社内スタッフで集まり､夜な夜な想いを語...

2005/11/19
スクールの説明会を行いました。マンツーマンで...

2005/11/27
初日は「リフレクソロジー入門」1Dayプチ講座...

2006年1月12日、グローバル・ケアは2店舗目として、スポーツクラブルネサンス天王町店（横浜市保土ヶ谷区）に「足の専門店ペディ・ケア 横浜天王町店」をオープンしました。
しかし、同年12月には同スペースを譲渡し、よもぎ蒸しサロンとして新たな活動を始めることになりました。

2009年7月
2008年の診療報酬の改定により糖尿病フットケアの算定が新設され、看護師の生徒が増えたことから、スクール名を「小さなサロンのオーナー店長養成学校」から「足の専門校SCHOOL OF PEDI」に変更しました。この変更により、より専門的な足のケアに特化した学校として位置付けられるようになりました。

また、スクールの拠点を横浜市保土ヶ谷区天王町にあるスポーツクラブルネサンス内に移転しました。この移転により、より便利でアクセスしやすい環境で学ぶことができるようになりました。

2011年5月12日。
これからフットケアを学ばれたいエステティシャン、セラピストから医療・介護従事者などの専門職の方、そして、フットケアに興味がある一般の方に是非読んでいただきたいフットケアの専門書。足の健康、フットケアの手法、足のトラブル改善法など足をトータルにとらえた書籍を出版。（桜井祐子著 フレグランスジャーナル社）発売以来、スクールの公式テキストとなりました。

2011年6月、スクールの拠点を「東京都港区芝浦」に移転しました。

2012年9月12日「足の専門店ペディ・ケア 上野店」 を松坂屋上野店にオープンしました。
(〜2013/9/30)

2013年6月、「ホリスティックフットセラピー協会」は「一般社団法人日本トータルフットマネジメント協会」に組織変更しました。この変更により、フットケアの正しい知識と技術を伝え広め、「医療」・「介護」・「美容」分野の垣根を越え、より広範な活動を展開することができるようになりました。また、新たに医療フットケアコースが新設され、足のナースクリニックの代表である西田壽代氏が外部講師として就任しました。

2013年9月30日。「足の専門店ペディ・ケア 鎌倉店」がオープンしました。このオープンは、グローバル・ケアの櫻井敦博が経営している別会社の運営であるJoyaショップとの共同企画でした。足のトータルケアを提供する新たな拠点として、鎌倉での営業をスタートしました。
(〜2016/5/31)

2014年10月18日。「足の専門店ペディ・ケア エムアイプラザ木更津店」をオープンしました。
(〜2017/5/7)

2017年6月には足の専門校SCHOOL OF PEDIが拠点を東京都港区芝浦から横浜市神奈川区鶴屋町の伊藤ビルディングに移転しました。この移転により、より広いスペースと便利な立地条件で学ぶことができる環境が整いました。

同じく2017年には、「足の専門店ペディ・ケア 横浜駅店」も開業しました。
横浜駅周辺で足のトータルケアサービスを提供する新たな店舗として、多くのお客様に支持される存在となりました。

2019年11月、グローバル・ケアは「フットケアによる転倒リスク低減」の共同研究プロジェクトを、らいふの8施設48名を対象に開始しました。このプロジェクトでは、フットケアをすることで転倒リスクを低減することを目指しました。

プロジェクトチームは、医療法人社団至高会たかせクリニックの高瀬義昌理事長、東京大学大学院薬学系研究科医薬政策学の五十嵐中客員准教授、了徳寺大学健康科学部の山下和彦教授、らいふ株式会社と弊社が共同で結成されました。専門的な知識と経験を持つチームメンバーが連携し、プロジェクトを遂行しました。

そして、2020年5月には「フットケアによる転倒リスク低減」共同研究プロジェクトにおいて、転倒リスクが約3割低減することが立証されました。この成果は、足のケアが転倒予防に有効であることを示す重要な結果となりました。

ドイツ製フットケア化粧品が廃盤となったことから、私たちは足専門の化粧品「PEDI+（ペディプラス）」を自社で開発・販売することにしました。この化粧品は、抗菌性や保湿効果に優れており、「足のための、足の専門家による、足の化粧品」という特徴を最大限に引き出しています。

さらに、同時にJAPANESE MEDI PEDI METHOD ®︎（オリジナル手技）も開発しました。この手法は、桜井祐子による独自の技術であり、足の美しさや健康に貢献するために取り入れられています。

私たちはPEDI+（ペディプラス）とJAPANESE MEDI PEDI METHOD ®︎を組み合わせることで、より効果的なフットケアを提供し、お客様の足の美しさと健康をサポートしています。

2020年から開始した訪問フットケアのサービスは、2022年3月に新たに「日本訪問フットケアサービス（JVFS: Japan Visiting Foot care Service）」という名称を採用し、ハグ株式会社との協力のもと、全国展開を本格化しました。

私たちは、「一生涯健康な足で人生を歩き続ける」という理念のもと、高齢者の方々に足と足爪の健康維持に不可欠なフットケアを提供しています。高齢者の方々の足や足爪は、加齢や長年の生活習慣の影響を受けて変化しています。私たちはその特徴を理解し、それに合わせたケアを提供することで、足の健康をサポートしています。

日本訪問フットケアサービスは、地域の高齢者の方々に寄り添いながら、専門的なケアを提供しています。私たちのサービスを通じて、高齢者の方々が快適で健康な足を保ちながら、充実した人生を歩み続けることができるようサポートしていきます。

2023年1月27日、株式会社グローバル・ケアの本社およびフットケア事業本部（スクール事業部・サロン事業部）は横浜市神奈川区鶴屋町の谷川ビルディング アネックスに移転しました。この移転により、より一層の事業拡大とサービス向上を目指しています。

新しい拠点では、より充実した教育環境とサポート体制を提供し、生徒の皆さんの成長とフットケアスキルの向上を支援するために努めていきます。

足の専門店ペディ・ケアPEDI CAREは、横浜関内店と横浜駅店を統合し、横浜本店がオープンしました。新しい店舗は国内最大級のスペースを有し、機能性の高いチェアや器具を取り揃え、衛生管理室を設けるなど、安全で快適かつ高品質なフットケアサービスを提供するため設備が整っています。
お客様の足の健康と快適さを追求し、より多くの方々にご満足いただける店舗となることを目指しています。